2008年02月
2008年02月29日
日本HP、約14万件の顧客情報が閲覧可能な状態に
日本HP(日本ヒューレット・パッカード株式会社)は2月29日、同社がホームページ上で実施したキャンペーンおよびセミナー申し込み、アンケート等のために登録した顧客の情報を記録したファイルの一部が、一定期間インターネットからアクセス可能な状態にあったことが判明したと発表した。閲覧可能な状態にあったのは、1月31日から2008年2月18日までの間に同社ホームページからキャンペーン、セミナー申し込み、アンケート等に登録、回答した顧客のうち、13万9,583件の住所、氏名、電話番号、メールアドレスなど。これらの情報が2月13日から2月20日までの間、閲覧可能であった。同社では、直ちにシステムの問題点を修復し、アクセスを不可能にする処置を講じている。同時にシステムのアクセス履歴を調査したところ、一部の情報がアクセスされていたことが確認されたという。なお、現在のところアクセスされた情報が不正に利用されたという報告はないとしている。
(2008.2.29/Scan)
開発者が明かすディズニー・モバイルの秘密――夢と魔法の世界を手のひらに
ウォルト・ディズニーがソフトバンクモバイルと提携し、携帯電話事業「ディズニー・モバイル」を開始する。その第1号機が3月1日発売のシャープ製「DM001SH」だ。そこにさりげなく盛り込んだという「ディズニーらしさ」について、開発者を直撃した。
●ケータイで表現する「ディズニーらしさ」とは?
ディズニー・モバイルの「DM001SH」は、シャープ製のソフトバンク向け端末「THE PREMIUM 820/821SH」をベースにしたもの。有効200万画素のカメラやワンセグ、おサイフケータイなど、基本的な機能は共通だ。料金プランやサービスもソフトバンクの携帯とほぼ同じ。違いは「DM001SH」の持つ「ディズニーらしさ」だ。
「ディズニーといえば、やはり夢と魔法の世界。それが一番身近な手のひらの中にある、というのがコンセプトです。今回の端末は、デザインに限らず、コンテンツ、デコレーションなど、すべて統一したディズニーの世界観を届けたいという点から開発しました」と語るのは、上田紀子 ウォルト・ディズニー・インターネット・グループ シニア・プロデューサー。見せてくれたのは、映画「ミッキーの夢物語」の1シーン。今回のサービスのプロモーションでキーアートとして使用されるイラストだ。
「端末を作るうえで、絶対に外せなかったのがストーリー性です。ディズニーキャラクターの強みは、映画をベースにしたストーリーを持っている点。端末の一番のウリは、ストーリー性をベースにしたコンテンツとデザインなんです」としながら、コンセプトの決定には事前に数千人の女性をリサーチし、デザインやコンテンツに関して議論した、という裏話も明かしてくれた。
今回の端末には、ストーリー性を説明するための仕掛けが施してある。カスタムスクリーン(待ち受けテーマ)の1つ「Secret Garden」と同名の内蔵ムービーで、「端末のテーマがどういうものかを説明してくれる映像になっています」(上田プロデューサー)という。おなじみのキャラクターが登場する映像の内容は購入した人だけのお楽しみだ。
デザインでも「ディズニーらしさ」を表現した。本体表面のモノグラムや、センターキーにミッキーをあしらったほか、背面のサブディスプレイには、電話着信時、メール受信時に一瞬だけミッキーが出てくるなど、細かな工夫も凝らしている。
販売でも工夫する。ディズニー・モバイルは全国のソフトバンクショップで販売するが「『ディズニーが出した、ソフトバンクモバイルの1機種』と見られないよう、ブランドイメージに近い販売ブースを作り、全国で展開予定」(同)だという。
●ディズニーファンに向けたコンテンツやサービスが満載
端末そのものもさることながら、特徴的なのは、やはりディズニーファンへ向けた様々なコンテンツやサービスだ。本体に設けられた「Dボタン」で専用のポータルサイト「Disney Web」にアクセスし、その時々のディズニー情報やオリジナルの待受画像、フォトフレームといったコンテンツをダウンロードできるというしくみ。ディズニー・モバイルユーザーのみの特典で、今後も「毎日何らかのコンテンツを更新」していく。
また、現在ソフトバンク携帯向けに提供している22のディズニー公式サイトが追加料金なしで利用できる特典もある。動画やモバイルコミック、ゲームなど様々なサイトがあり、通常は1サイトあたり月額105から315円かかるので、ディズニーファンにはうれしいサービスだ。
そして、「ディズニーらしさを出すうえで、重要なサービス」がメールアドレス。ユーザーには「○○@disney.ne.jp」というアドレスが割り当てられるため、ちょっとしたプレミアム感覚でメールが利用できる。公式サイトのサービスの中でも、メール用の素材提供のようなコミュニケーション関連サイトが非常に人気が高いことも、ドメインに「Disney」を使うことにした理由の1つだ。
毎月の利用金額に応じてポイントが貯まり、オリジナルグッズとの応募、交換ができるサービス「ディズニー・マジックポイント・クラブ」も始める。ディズニー映画試写会の招待券や、ディズニー公式ホテルの優待券などへの応募・交換もできる。
●ターゲットは毎日を楽しく生きたい20-30代の女性
実は、ディズニーにとって携帯電話事業は初めてではない。07年12月まで、アメリカで「Disney Mobile」として、子ども向けの携帯電話事業を行っていた。しかし「サービス内容自体は評価されていたのですが、他社から通信帯を借りるだけで、後はすべて自前。つまり販売ネットワークがなく、サービスを届ける手段を作るのが難しかった」(ウォルト・ディズニー・インターネット・グループ 広報)という理由でサービスを終了したいきさつがある。
そこで、日本での参入に当たっては、ソフトバンクから回線網を借りると同時に、販売網をはじめとする国内のソフトバンクモバイル端末で受けられる基本サービスはすべて利用可能にすることで、すぐにサービスインできる状況を作ったという。
ターゲットも「ポジティブで、いろんなことに興味がある20-30代の女性」(上田プロデューサー)を想定。決してディズニーファンのみを狙うわけではなく「普通の女性向けの気軽に使えるカジュアル感のあるコンテンツ」も用意し、より幅広い層を狙う。
ポータルサイトでは、オリジナルコンテンツのほか、「YAHOO! ケータイ」の中から20-30代の女性のアクセスが多いショッピング、映画、グルメなどのカテゴリを選んで表示したり、女性向け情報サイト「オズモール」と共同で特集を組んだりする予定だ。
ターゲットを明確に絞ったことでのメリットもある。「ここまで20-30代にフォーカスした端末というのは当社だけだと思います。それだけに、コンテンツやデザインに強みはあると思います」(同)と自信を見せる。
●自分だけのカスタマイズを楽しんでほしい!
「私の血と汗の結晶です(笑)」と上田プロデューサーが語るほど思い入れのある新端末。そんな端末を手にしたユーザーには、自分だけのカスタマイズを楽しんでほしいという。「壁紙や着うたなど、多くのコンテンツがダウンロードでき、基本的にコンテンツは毎日何らかの更新があります。ユーザーが何人いても、同じ携帯にはなかなかならないと思います。将来的には位置情報とかも絡めたパーソナライゼーションをして、ユーザーが自分だけのディズニー体験ができるようになると面白いですね」と語った。
また4種類あるカスタムスクリーンの中でイチオシをたずねると「やっぱり『Secret Garden』ですね。個人的な趣味ですけど……それからヴィンテージミッキーが出てくる『コミックスタイル』も結構人気があるみたいですよ」と明かす上田プロデューサー。最後に端末に込めた思いをうかがった。「たとえば、東京ディズニーリゾートに行った人がみんな幸せな気持になるように、ディズニー・モバイルを使った皆さんが、端末を使うことで楽しい、幸せな体験をしてくれるといいな、と思っています。これからもディズニーのコンテンツや、プロダクトに触れることで、心が安らぐ、ホッとしてもらえるものを作り続けたいです」(2008.2.29/BCN)
グーグル、「Google Health」を発表--個人健康記録を集約
フロリダ州オーランド発--検索大手のGoogleは米国時間2月28日、「Google Health」と業界内の主要提携企業について発表した。Googleは、Google Healthが個人健康記録サービスとして、人々が自分の健康に関する情報すべてを一カ所で得ることができるようになることを目指す。
「なぜGoogleがここに参加したか」。Google最高経営責任者(CEO)のEric Schmidt氏は、同社としてこれまで参加したことがないというトレードショー「Health Information Management Systems Society」での基調演説でこう語りかけた。「最も重要な検索とは何か?」
答えは健康だ。Schmidt氏は、米国人の約2人に1人が慢性の疾患にかかっていると述べた。一方でSchmidt氏は、同社に報告があった、Googleを使って心臓発作の症状について検索し、その後救急車を呼び一命を取り留めた男性を例に上げ、人々は既にウェブから情報を集めている、と語った。
Schmidt氏は、「われわれは、医療分野の主要企業と提携して相互に交流し、(中略)インターネットの原理の活用を通じて」業界の改革を図っていくと語った。「第一の原則は、それがユーザーのデータであるということだ。別の医師の診察を受けたり保険会社を乗り換えたりした場合、消費者がどこに行こうとそこにデータは付随していく」
現在、特定の医療制度での利用に用途が制限された個人健康記録システムは200以上存在すると同氏は言う。
Google Healthは、米国で年間行われる20億回のX線検査、6200万回のCATスキャンなどの健康データを、患者がオンライン上でアクセスできるようにすることを目指す。
(2008.2.29/CNET Japan)
<デポジット>ペットボトルに上乗せ再使用へ 環境省検討
環境省は、清涼飲料水などのペットボトルにデポジット(預かり金)を上乗せ販売し、回収・洗浄して繰り返し使うよう促す「リターナブル化」を進める方針を固めた。廃棄物を減らし、温暖化対策にもつなげる狙いで、具体的な方法を検討する研究会を3月に発足させる。業界の反発も予想されるが、容器包装リサイクル法の改正などで、3年以内の導入を目指す。鴨下一郎環境相が29日の閣議後会見で表明した。
リターナブル・ペットボトルは、ドイツや北欧諸国などが導入している。1本15〜25ユーロセント(約25〜40円)のデポジットを徴収し、商店などで回収時に払い戻している。デポジット方式は、国内でも一部のガラスびんなどで行われている。
全国地球温暖化防止活動推進センターの試算では、国内の飲料容器をすべてリターナブル化した場合、原料調達から廃棄までに排出される温室効果ガスが、現状の半分程度に減るという。
しかし、回収の手間や洗浄コストがかかることなどから、ペットボトル業界などは導入に反対してきた。
研究会では、洗浄方法など品質保持策や回収システムの検討を進める。繰り返し使うには、ペットボトルの肉厚を厚くして耐久性を高める必要があり、成分によっては容器に吸着し、衛生上の問題が生じる恐れもあるからだ。さらに、再使用に伴う運搬や洗浄で生じる環境負荷がどれくらいかも検証する。
リサイクルや食品衛生の研究者、業界代表ら8人で構成し、3月7日に第1回会合を開催。年内にも報告書をまとめる。
業界団体「PETボトルリサイクル推進協議会」によると、国内のペットボトル販売量は約54万トン(06年度)で、10年前の3倍強。うち66%の約36万トンが資源回収され、化学繊維などに再生利用されている。
環境省は「再生利用は順調に進んだが、今後は一層の環境負荷の低減が必要だ。高騰する石油資源の節約にもなる」と強調している
(2008.2.29/毎日新聞)
フリーター4年連続減=高齢化一段と−07年労働力調査
総務省が29日まとめた2007年の労働力調査によると、フリーター人口は前年を6万人下回る181万人となり、4年連続で減少した。雇用情勢の回復や雇用対策が奏功したようだ。ただ、就職氷河期で正社員として就職できなかった「年長フリーター」は減っておらず、高年齢での就職が難しい実態が改めて浮かび上がった。
フリーターは15〜34歳のパートタイムやアルバイト。07年の人数を年齢別に見ると、24歳以下は89万人で6万人減ったが、25〜34歳は前年と同じ92万人で、全体の高年齢化が進んだ。また、フリーターの定義からは外れるが、35〜44歳のパート・アルバイトは38万人と6万人増えており、「元フリーター」が定職に就かないまま年齢を重ねている可能性も高い。
(2008.2.29/時事通信)
米携帯電話会社 巨額赤字に
アメリカ第3位の携帯電話会社「スプリント・ネクステル」は、28日、去年10月から12月までの3か月の決算を発表しました。それによりますと、ほかの大手携帯電話会社との競争激化によって携帯電話の契約数が減少したことに加えて、2年半前に合併した際の関連費用を計上したことで収益を圧迫し、294億ドル、日本円で3兆800億円余りの巨額赤字に陥りました。アメリカでは、最大手「AT&T」がアメリカのコンピューターメーカー「アップル」の携帯電話を独占販売して契約数を伸ばすなど、契約者獲得をめぐる競争が激化しており「スプリント・ネクステル」は消費者に魅力的なサービスを打ち出せず、業績が低迷しています。(2008.2.29/NHK)
消費者物価 大幅な上昇続く
総務省が29日に発表した1月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いて、平成17年を100とした指数で100.5となり、前の年の同じ月に比べて0.8%上昇しました。消費者物価指数の上昇は4か月連続で、上昇の幅は、消費税率引き上げの影響を除いて13年ぶりの高い伸びとなった去年12月と同じ水準となり、2か月連続で大幅なプラスとなりました。これは石油製品や食料品の値上がりが続いたためで、1年前に比べた主な品目の上昇幅は、灯油が24.9%、ガソリンが16.1%となったほか、食料品ではマヨネーズが12.6%、食パンが8.5%などとなりました。総務省では「特に、食料品の上昇幅は去年12月に比べても拡大し、石油製品とともに消費者物価指数を押し上げている。今後の価格動向を注意してみていきたい」と述べています。一方、2月の東京都区部の消費者物価指数は99.8で、前の年に比べて0.4%のプラスでした。(2008.2.29/NHK)
予算関連法案 与党、29日衆院通過へ
衆院予算委で道路整備中期計画について岡田克也民主党副代表の質問に答える福田康夫首相=国会内で2008年2月28日午後2時15分、丸山博撮影
与党は28日、08年度予算案と揮発油税の暫定税率延長を含む租税特別措置法改正案など予算関連法案を、29日中に衆院を通過させる方針を固めた。与党は28日の衆院予算委員会と議院運営委員会の理事会で、採決のための予算委や本会議の開催を委員長職権で決定した。野党は強く反発しており、民主、社民、国民新の3党は予算委の採決と本会議を欠席する方針。予算案の衆院通過は29日深夜以降となる可能性が高い。
衆院予算委は28日、福田康夫首相が出席して道路特定財源に関する集中審議を開いた。民主党が道路特定財源問題で対案となる法案要綱をまとめたことについて首相は「個条書き程度で、中身は正直言ってよく分からない。具体的な形で示し、説明もしていただきたい」と、対案を法案の形で国会に提出するよう求めた。
予算委と並行して断続的に開かれた理事会で、与野党は29日にイージス艦衝突事故に関する集中審議の開催に合意した。その後、与党側は予算案に関する締めくくり総括質疑と採決を提案。野党側は「まだ審議が必要」と反発したが、逢沢一郎委員長が職権で採決を決めた。
租特法改正案を審議する衆院財務金融委も、28日夕の理事会で原田義昭委員長が職権で採決を決定した。議院運営委の理事会でも、笹川尭委員長が「審議時間は十分」と本会議開催を決めた。
これに反発した民主、共産、社民、国民新の野党4党の国対委員長は同日夜、東京都内のホテルで会談して対応を協議した
(2008.2.29/毎日新聞)


