2008年03月27日

YouTubeに初の音楽著作権包括許諾・JRC スピッツやラルクもOK







 L'Arc-en-Cielやスピッツなどの有力アーティスト楽曲を管理する音楽著作権管理事業者、ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)と、動画共有サイト「YouTube」を運営するGoogleは3月27日、JRC管理楽曲の著作権について、YouTubeでの利用について包括利用許諾契約を結んだと発表した。JRC管理楽曲をユーザーが演奏し、YouTubeにアップロードして合法的に公開できるようになる。音楽著作権管理事業者によるYouTubeへの包括利用許諾は国内初。



 JRCは2001年に文化庁に登録した音楽著作権管理事業者。Mr.Children、東京事変、BENNIE Kなど有力アーティストやインディーズなど約5000曲を管理し、2007年度の使用料徴収実績見通しは約9億円。アーティスト自身がポッドキャスティングを行う際に著作権使用料を免除するスキームの構築や、定額制音楽配信向け使用料規定を業界に先駆けて制定するなどの取り組みをしてきた。

 YouTubeへの包括利用許諾は27日から有効。JRC管理楽曲をユーザーが演奏したり、歌ったりした映像をYouTubeにアップロードして公開することができるようになる。バンドでカバー演奏したライブの模様を撮影してYouTubeで見てもらう──といったことが可能になる。

 ユーザーは無料で利用できる。GoogleがJRCに対して利用料を支払う形だが、詳細は非公開としている。

 ユーザーが利用できるのはJRCが管理している楽曲のメロディと歌詞に限られる。著作隣接権は範囲外のため、アーティストのプロモーションビデオや、レコード会社が原盤権を持つCD音源をそのままアップロードする行為は従来通り認められない(隣接権者が認めれば可能だが、今回の契約には含まれない)。

 YouTubeは国内最大の管理事業者、日本音楽著作権協会(JASRAC)とも利用許諾について協議している。

(2008.3.27/ITmediaニュース)

fbnews20063 at 17:10 │Comments(0)TrackBack(0)clip!IT 

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