2008年12月02日

東京株、午前終値は385円安 一時8000円の大台割れ




 2日の東京株式市場は、米国株式市場の大幅安と外国為替相場の急激な円高傾向で、朝方からほぼ売り一色の展開となり、大幅続落。日経平均株価は6営業日ぶりに一時、8000円台を割り込んだ。日経平均の午前の終値は、前日比385円53銭安の8011円69銭。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同30.66ポイント安の796.81だった。

 前日の米国市場は、米景気の後退入りで、世界景気の悪化懸念が一段と強まって反落。下げ幅としては過去4番目となる679.95ドル安を記録した。

 続く東京市場もこの流れを受けて、幅広い銘柄が売られ、ほぼ全面安の展開となった。為替が一時、1ドル=92円台、1ユーロ=117円台をつけ、円高、ドル安、ユーロ安が急進したことも嫌気され、自動車や電機、精密機械などの輸出関連銘柄に加え、保険、証券、銀行なども大きく売られ、内外需の主力銘柄が大きく値を下げている。特に新車販売台数の減少が鮮明となった自動車株は、トヨタや日産自動車などが相次いで年初来安値を更新した。世界的な景況感の悪化で、需要の後退観測から資源関連銘柄も売られた。日経平均は一時、477円90銭安の7919円32銭まで売り込まれた。

 市場では、「厳しい環境が続く中で、下値では年金とみられる買いも入ってはいるが、市場のエネルギーは相変わらず少なく、先物に振り回される可能性も高い」(大手証券)との声が聞かれたほか、「国際的な優良銘柄(ブルーチップ)も大きく売られている状況で、こうした動きがマーケット全体に波及する可能性もある」(同)との指摘も出ている。

(2008.12.2/産経新聞)

fbnews20063 at 11:48 │Comments(0)TrackBack(0)clip!日本経済 

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